日本100名城のお城ガイド お城部.com

日本100名城

お城部.comトップ > 日本100名城 > 吉野ヶ里

吉野ヶ里 日本100名城 No.88 【佐賀県神埼郡】

概要 / アクセス / 営業時間 / 利用料金 / スタンプ / 周辺観光 / 名物・名産 / イベント / ニュース

概要

吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町と神埼市にまたがる吉野ヶ里丘陵にある遺跡。国の特別史跡に指定されている。
およそ50ヘクタールにわたって残る弥生時代の大規模な環濠集落(環壕集落)跡で知られる。1986年(昭和61年)からの発掘調査によって発見された。現在は国営吉野ヶ里歴史公園として一部を国が管理する公園となっている。

Wikipediaで詳しく知る

アクセス情報

住所 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
[Googleマップ]
電話番号 0952-55-9333
E-Mail -
WEBサイト 吉野ヶ里歴史公園
吉野ヶ里 神埼 佐賀の観光 ~歴史と文化のクロスロード 吉野ヶ里~
最寄駅 JR長崎本線 吉野ヶ里公園駅・神埼駅 徒歩約15分
最寄IC 長崎自動車道 東脊振IC 約17分
駐車場 有(有料:普通車310円)
その他 交通手段 -
レンタサイクル 吉野ヶ里公園駅~吉野ヶ里歴史公園 無料レンタサイクル
<貸出時間> 9:00~18:00
<休止期間> コミュニティーホール休館日(年末年始)、公園休園日、雨天時
※原則として駅~公園間のみのご利用です。

神前駅北口「吉野ヶ里 遊・学・館」
営業9:00~18:00 無料 (水曜定休)

施設営業時間

開城 9:00
閉城 6月1日~8月31日 18:00
9月1日~5月31日 17:00
入場 -
休城日 12月31日、1月の第3月曜日とその翌日

施設利用料金

大人 420円
高校生 420円
中学生 80円
小学生 80円
幼児・乳児 無料
団体割引 有(20人以上)
その他 ※シルバー料金(65歳以上) 200円
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は無料です。改札口にてご提示ください。付添人1名についても無料です。
※年間パスポート有

日本100名城スタンプ

設置場所:吉野ヶ里歴史公園東口
住所 公園内
電話番号 0955-82-4905
営業時間 9:00~17:00(または18:00)
定休日 12月31日、1月の第3月曜日とその翌日
お城からの距離 -
料金 無料
備考 -

周辺観光スポット

石塔院 石塔院は元寇の勅願祈祷所として建てられたといわれています。
五輪塔は、鎌倉幕府将軍惟安(これやす)親王、久明(ひさあき)親王、守邦(もりくに)親王の供養碑ともいわれています。もう一基は不明で、他にも東妙寺開基唯円(ゆいえん)上人供養塔と伝えられる五輪塔もあります。
東妙寺 鎌倉時代弘安元年(1278)元寇に際し後宇多天皇の勅願(ちょくがん)によって、 西大寺の唯円上人(ゆいえんしょうにん)が創建したと伝えられています。 南北朝時代には懐良親王(かねながしんのう)が本陣としました。
長崎街道(田手宿・目達原宿) 長崎街道は江戸時代小倉〜長崎57里(約224キロメートル)を25の宿場で結び、今も当時の面影を残す建物などがみられます。
田手神社 天智天皇もしくは、斉明天皇の時代に建立されたといわれる田手神社は、鍋島藩時代には佐嘉伊勢町の伊勢神宮とともに伊勢参りの代参社として、多くの人が参拝に訪れていました。
筑前街道(歴史の道百選) 肥前・筑前街道から脊振坂越え間の道は、平成8年11月に「歴史の道百選」に選ばれました。選ばれた街道には、霊仙寺、修学院、数々の国境石などの遺跡が残っています。
下石動天満宮 学問の神様、菅原道真公を祀った由緒ある天満宮で菅原道真の子孫が建立したと伝えられています。境内には、肥前鳥居や楠木の大木が歴史をしのばせます。
西往寺(大木家菩提寺) 天文7年(1538年)に僧恵秀の創建と伝えらています。戦乱により衰退しましたが、豊臣秀吉の九州平定後の国分けで、旧横田村一帯を領地としました。
坂本修学院 慶長年間(1596年頃)、佐賀藩主鍋島直茂公の命により再興された、天台宗の由緒ある寺で、桜としゃくなげの名所としても有名です。
霊仙寺跡 日本最初の茶樹栽培地として知られています。和銅2年(709年)、元明天皇の勅により堪誉(たんよ)上人が開山、九州でも代表的な山岳仏教の聖地として信仰を集め、脊振千坊と称されるほどの隆盛を誇っていたところです。
蛤水道 慶長年間(1600年頃)佐賀藩重臣、治水の神様といわれた成富兵庫茂安が築造したと伝えられるものです。筑前国(福岡県)へ流れる水を肥前国(佐賀県)へ流すための人口水路で、全長1,260メートルあります。

名物・名産

お茶(栄西茶) ビタミンCなどを多く含み、健康飲料水としても人気が高まっている緑茶。このお茶栽培発祥の地はここ吉野ヶ里町です。1191年、臨済宗の開祖栄西禅師は宋(今の中国)留学から帰る際、霊仙寺に滞在し、宋から持ち帰った茶の種子を霊仙寺西の谷の石上(いわかみ)坊の庭 にまき、茶を栽培し、その製法をもたらしました。これが、「日本最初の茶樹栽培地」であるといわれるところです。
赤米 数千年前に野生していたとされる古代の米、赤米を商品化。古来は神事や宮廷料理で供されていたと言われている、古代版の赤飯。おかゆにして食べるとおいしい。
神埼そうめん 神埼一帯で造られている神埼そうめん。コシの強さとなめらかな口当たりが人気の秘密だ。東脊振村で作られる神埼そうめんには、各業者工夫を凝らしたものを作っており、栄西茶を入れた茶そばや、早煮えタイプのもの、伸びにくい性質をいかしたにゅうめん専用のものなどがある。
柿みそ JA婦人部の有志が集まり、暇を見つけては集まって手作りしている柿みそ。合わせ味噌のなかに、すりおろした柿をいれた珍しい味だ。柿は含まれるビタミンなどの成分が体に良いと評判の果物。

イベント

5月 聖茶まつり
毎年5月、栄西禅師の偉業をしのび、この町が日本で最初にお茶が栽培されたところという史実を活かし、茶栽培の発展、地域の活性化をめざしてはじまりました。 3年に一度の大祭では、霊仙寺周辺で茶つみ体験、野点、スタンプラリーなどおもしろい催しが盛りだくさん。地域の人だけでなく、遠方の人たちにも茶に親しんでもらう絶好の機会となっています。
5月上旬 兵庫祭り
江戸時代、「治水の神様」と呼ばれるほど多くの治水事業に取り組み、吉野ヶ里町においても、農業用水や飲用水を導くための利水開発である「蛤水道」を築い た成富兵庫茂安公の偉業をたたえ、行われる「兵庫まつり」は、毎年5月上旬に蛤水道起点近くにある水功碑前で行われています。
8月 「夏」ふれあい祭り
8月になると、恒例の「夏」ふれあい祭りが田手川河川敷と陸上自衛隊目達原駐屯地を舞台に繰り広げられます。
10月下旬 吉野ヶ里ふるさと炎まつり
平成16年からは吉野ヶ里歴史公園内を会場に開催している、この吉野ヶ里ふるさと炎まつり。昼の部は楽しいステージイベントや物産展で賑わい、クライマックスとなる夜の部では、誰でも参加できる松明行列が公園内に列を成し、中学生を中心とした炎踊りや卑弥呼による巨大送り火など幻想的な雰囲気を楽しめます。
12月下旬 吉野ヶ里 光の響
弥生時代の復元建物をライトアップし、園路を灯籠や光のモニュメントで飾ります。

ニュース

Loading...

日本100名城一覧へ

お城部ログ

お城部長の登城記

このお城の登城記録はありません。

このお城の関連資料

吉野ヶ里遺跡―復元された弥生大集落 (日本の遺跡)

邪馬台国と吉野ケ里