【登城記】今帰仁城(日本100名城 No.98) — 其ノ弐

2013年1月、今帰仁城の登城記は其ノ壱から続きまして、いよいよ有料ゾーンのご紹介です。
券売所で購入したチケットをこちらで使います。

平郎門

平郎門

平郎門です。
こちらは今帰仁城の正門で、現在見る門は、昭和37年(1962)に修復されたものです。
門の天井は大きな一枚岩を乗せた堅牢なつくりとなっています。

平郎門を抜けて

平郎門を抜けて

さて、いよいよ門をくぐり入場です。

平郎門の裏側

平郎門の裏側

裏から見てわかったのですが、左右に「狭間」がありました。

整備された道

整備された参堂

門を抜けてすぐの道は、戦後に整備された道のようです。
昔はこのような石造りの道は無かったとか。

桜

そしてこの今帰仁城には1月の上旬ですが、すでに桜が咲き始めています。
日本一早く咲く桜(寒緋桜)なんだそうです。
どうやら、この1週間後から「今帰仁グスク桜まつり」が開催されるようです。

旧道

旧道

平郎門から今の参堂が出来る前にあった道がこちらの旧道

旧道について

旧道について

旧道は道幅を狭く造り、いっきに大勢の兵士が攻めてこれないようにしていたそうです。
狭間にしろ旧道にしろ、戦闘を想定されたお城だったことがわかります。

七五三の階段

七五三の階段

しばらく歩くと階段にあたります。
こちらは「七五三の階段」で、戦後まもなく米軍の車両が城内へ登ることから、戦災文化財の修理として文化財保護委員会の指導のもと、今見る階段の整備が行われたのだとか。

カーザフ

カーザフ

ちなみにこの参堂の一段下の右手側を「カーザフ」といい、この地名の語義は「川迫(さこ)」つまり、川の谷間として理解されています。
逆の左手側は、入城前に下から見上げた「大隅」で、「城兵達の武闘訓練の場」であった場所です。

大庭(ウーミヤー)

大庭(ウーミヤー)

さて、階段をあがり、一つ上の曲輪に来ました。
こちらは「大庭(ウーミヤー)」です。

大庭について

大庭について

大庭の南側には南殿があったと推定されています。
北の一段高くなったところが北殿跡とされます。

今は桜まつりの準備のせいか、新しい芝生を埋める工事をしておりました。

分かれ道

分かれ道

さて、大庭を進むと分かれ道。
左手に進むと「御内原」、右手に進むと「主郭」です。

御内原

御内原

まずは「御内原(うーちばる)」にやってきました。
ここは、かつて「女官部屋」があり、男子禁制の場所だったようです。

御内原について

御内原について

ここには城内で最も重要な御嶽(イベ)があったそうです。

大隅や海の眺望

大隅や海の眺望

御内原北端の眺望は城内で最もよいところで、大隅一帯の石垣をはじめ今帰仁村全域、晴れた日には遠く与論島が眺められ、海を眼下に見ることができます。

主郭

主郭

さて、次は「主郭」にやってきました。
主郭には多くの礎石が現存し、かつての建物の形がいくらか想像できます。

祠

主郭には建物がひとつ。どうやら「」のようです。

火之神の祠

火之神の祠

しばらくすると祠がパカっと。
先ほどの黄色のおじさんが中に入っていました。
ちょうどその付近にいた私達を手招きし、中を見せてもらいました。
(中の撮影は神様に遠慮して控えておきました)

今帰仁城には、「火の神」を祭っており、ここに祠があるそうです。
来週からさくらまつりがあるので、準備をするために開けていたのだとか。

ちなみに沖縄には神社がほとんど無く、神様を祀るのはこういうような祠が多いんだそうです。
とくに火の神は重要で、火がなければ生きていけないという琉球時代の考えから、神として崇めることが多いのだとおじさんが教えてくれました。
ためになったねー。

主郭の変遷

主郭の変遷

祠近くには主郭の変遷が説明されておりました。

さて、まだまだ次回も続きます。

【今帰仁城登城記】

  1. 【登城記】今帰仁城(日本100名城 No.98) — 其ノ壱
  2. 【登城記】今帰仁城(日本100名城 No.98) — 其ノ弐
  3. 【登城記】今帰仁城(日本100名城 No.98) — 其ノ参
  4. 【グルメスポット】やちむん喫茶シーサー園 – 今帰仁城周辺グルメスポット
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【今帰仁城についてはこちら】
日本100名城 No.98 【沖縄県国頭郡】今帰仁城


お城部長 の紹介

お城部.com管理人のお城部長です。 ブログの執筆をしつつ、週末は名古屋から日本100名城を中心としたお城旅に出たりしています。 旅行好きな広告業勤務の30代。
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