さて、其ノ壱では天空の白鷺の施設内に入って来ましたが、
いよいよその弐では建物内部からの姫路城をご紹介します。

最上階
施設の最上階の姫路城側では、修復中の模様が観られます。

姫路城の最上部
天空の白鷺の最上階は8階で、なんと姫路城大天守の一番てっぺんの瓦と同じぐらいの高さ!
上部のモニターでは、修復の模様のVTRが流れていました。

大天守の最上部
本日は修復の作業はお休みのようでしたが、
本来ならヘリコプターなどで近づかないと観られない姫路城のてっぺんがすぐそこに!

ほぼ修復が終わっている瓦
最上部の瓦は、この時すでにほぼ修復が終わっている感じでびっしりと埋まっておりました。

鯱がスタンバイ
ちなみに横には最丈夫に乗せるであろう鯱がスタンバイしていました。
さて、ここまで見て、今度は階段で1階下の7階へ移動しました。

7階ホールからの大天守
7階ホールからは、姫路城の漆喰壁の展示や、現在の保存修理作業状況が観られます。

白漆喰の作業前
この5月の時点では、まだ白漆喰の作業には至ってなかった様子です。

展示物
その代わりで展示されていたのがこちら。

漆喰製造工程
そう先ほど観た天守はまだ左側の状態で、
これから白漆喰になっていく様が展示されたものでした。
さて、上部の展示はこの2階だけになり、
再びエレベーターに乗って1階へと戻ります。

大天守の天守台石垣
さて、1階の窓からは大天守の石垣が観られます。

1階
1階の展示物は「姫路城の修理」についての展示です。

平成の保存修理の意義
平成の保存修理の意義についての展示や、概要。
そして補強工事の内容などがわかる展示になっています。

保存修理工事の概要
中でもお城好きなら食いついてしまう展示が「保存修理工事の概要」です。

姫路城の精巧な模型
ここでは精巧な模型にて、工事の概要が説明されているのです。

漆喰修理部分の模型
先ほど上階で見てきた漆喰作業や瓦の葺き替えなどが模型で精巧に作られています。

アップ
無駄にアップしてみてもわかるこの精巧さ。

瓦の葺き替え
瓦の交換もこんなに精巧に・・・。
なんだかこの旅で一番写真に力を入れたかも知れないポイントでした(笑)

出口
以上で天空の白鷺の観覧が終了しました!
時間にしても1時間ぐらい?でした。

天空の白鷺
この施設で姫路城が間近に鑑賞できるのも今年まで。
姫路城の中に入れないからお城に行かないなんてもったいないです。
是非、天空の白鷺、一度ご観覧ください!

はみ出る小天守
ちなみに小天守は修復の対象じゃないからどうなってるんだろう?って見たら・・・
はみ出していました(笑)
以上、短いですが、姫路城の天空の白鷺施設のレポートでした。
【姫路城登城記】
【姫路城についてはこちら】
日本100名城 No.59 【兵庫県姫路市】姫路城
初めまして。お城が好きでたまに拝見しています。
ご存じかと思いますが、「週刊 日本の城」が創刊されました。
http://deagostini.jp/site/nns/pretop/
立ち読みでちょっと見てきました。まだ1号の1冊だけでは判断できませんが思っていたより1城当たりの情報量が少ないように思います。100号までの予定のようで総額6万円近くなります。6000円ぐらいで1冊にまとめてもらった方が買いやすいし見やすいのですが。
三畑さま>
はじめまして。コメントありがとうございます。
週刊日本の城、なかなか全部揃えるとお高いですよね。
私も購入まで踏み切れない感じです。