2011年5月14日(土)、萩城のある萩市へとやってまいりました。
岩国城、津和野城を巡ってからの萩城ですが、
前日に訪れた夜の部と、日曜日に訪れた朝の部で2度足を運びました。
その中で、5月15日(日)のレポートを中心に、夕暮れの萩城も合わせてご紹介していきます。
まず、登城前に「花の江」というおみやげ屋さんにて車を駐車。
こちらの駐車場は無料で開放されています。
周辺にも他におみやげ屋さんがあったり、
レンタサイクルを行っているところがたくさんあります。
車ですと、ここからスタートするのが良さそうです。
さて、いよいよ萩城跡へと進んでいきます。
ちなみに花の江さんがあるあたりからこの辺が三の丸になるようです。
ちょうどここからが二の丸の入口となります。
指月城というのは、萩城の別名でもあります。
よくみると銅像が建っています。
萩城を築城した、毛利輝元の銅像です。
豊臣政権で五大老の一人として有名です。
祖父は毛利元就、父は毛利隆元。
関ヶ原の合戦にて、豊臣側である西軍の総大将となったのですが、
敗戦したため領地を大きく削減されてしまいます。
そしてあらたな居城として築いたお城が萩城です。
さて、銅像の建っているあたりは、
三の丸から二の丸への入口である大手門があった場所。
こちらも枡形になっており、ここを抜けて行きます。
さて、二の丸に入ってきました。
こちらは現在、建物の遺構はとくに無いようです。
その代わりにあるのが、萩焼の窯元。
そして萩城本丸の前に存在するのは「萩焼資料館」です。
こちらでは色々な萩焼が展示されています。
大人・大学生500円と有料となりますが、興味のある方は是非訪れてみてください。
さて、二の丸を通過して、いよいよ萩城の本丸が姿を現してきました。
萩城の本丸入口付近ですが、
石垣が残っておりますがお城の建物の遺構は見られません。
後ろの山は指月山で、指月城という名前の由来となる山です。
萩城は関ヶ原の合戦後の1604年から築城に着手し、
4年後の1608年に完成されたお城です。
海に近いこともあり、山と海の形状を生かしたお城だったようです。
本丸と二の丸の間にある内堀は、現在もよく残っています。
こちらにも内堀、そして奥に見えるのが天守台です。
史跡 萩城址の碑もここに建っています。
萩城には天守閣が存在していました。
五重五階の望楼型の天守閣でしたが、
残念ながら明治7年に取り壊されてしまいました。
では、いよいよ入場口へと入っていきます。
本丸の石垣が綺麗に残っています。
あと、内堀には亀がすごく泳いでいました。
天守台側にも石垣。
写真で見るように、上に登れるようです。
さて、次回の其ノ弐ではいよいよ本丸へと入っていきます。
【萩城登城記】
- 【登城記】萩城(日本100名城 No.75) – 其ノ壱
- 【登城記】萩城(日本100名城 No.75) – 其ノ弐
- 【登城記】萩城(日本100名城 No.75) – 其ノ参
- 【登城記】萩城(日本100名城 No.75) – 其ノ四
- 【登城記】萩城(日本100名城 No.75) – 其ノ五
- 【登城記】萩城(日本100名城 No.75) – 其ノ六
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【萩城についてはこちら】
日本100名城 No.75 【山口県萩市】萩城