2010年、高岡城登城記の「其ノ弐」ではひとまず高岡城の縄張りから出ます。
というのも、ここ高岡城で日本100名城のスタンプを押すには9時まで待たねばなりません。
現在は8時過ぎ。まだまだ時間があったのです。
二の丸から駐春橋を経て、縄張り外へ出ることにします。
駐春橋(ちゅうしんばし)は、外濠の上に建てられた橋です。
この橋を渡ってまっすぐ進むと高岡大仏がすぐそばにあるのです。
まだ観光客も少ない高岡の街を歩いていきます。
こんな町並みの中を歩いて行くと・・・
突如として大仏が現れた!
まさかそこにか!ってところにありますよね、高岡大仏。
日本三大仏のひとつと書かれていましたが・・・
奈良、鎌倉は決まっていても3つ目の大仏は空位らしくちゃんと定まっていないらしい。
高岡大仏の高さは15.85m。
奈良東大寺の大仏が16mということで、実は同じぐらい。
ちなみに台座部分に入れたりします。
今の大仏は昭和になってから再建されたもののようです。
中には色々なものが・・・
大仏建立の想像図なんかもありました。
高岡大仏の敷地内には時鐘もあります。
1804年に作られたもののようです。
再び高岡城へと戻りました。
正直、30分も時間つぶせていない感じで戻ってきてしまいました。
それだけ高岡城から高岡大仏が近いんですよね。
さて、あまりウロウロするのも疲れてしまうので・・・
もう日本100名城スタンプが置かれている「高岡市博物館」で開館を待つことに。
博物館前に行ってみると「開館」の看板が出ていた。
しかし扉は閉まっている。この時まだ8時半。
あと30分待つことにし、外の石垣の石などを撮影していると・・・
中から博物館の方が出てこられた。
「どうぞ、お入り下さい。空調効いてなくてまだ暑いですけど。」
と、なんと開館前に中に入れてくれた!
これはありがたいです。
なんと早めにスタンプを押すことに成功。
そしてついでに博物館の方が高岡城について簡単に説明してくれて、見所を教えてくれました。
館内はもちろんまだ他にお客さんはおらず・・・
むしろ、まだ博物館の方が掃除をしていた・・・すみません・・・。
このジオラマを見るとわかるが、高岡城の北側は沼地だったらしい。
と、博物館の方が教えてくれました。
なんだかんだで博物館をくまなく見たら9時を過ぎておりました。
親切にしてくれた博物館の方に感謝です。
【高岡城登城記2010】
【高岡城登城記2008】
【高岡城についてはこちら】
日本100名城 No.33 【富山県高岡市】